天文（１５３２〜５５）のころ、尾張の守護・斯波氏の一族である牧長清が居城し、前津小林四千石を領した。
　長清は織田信長の妹をめとったが、人々は親しみをこめて、夫人を小林殿と呼んだ。長清は老後、参禅して仏門に帰依したが、その死後廃城となり、元禄年中（１６８８〜１７０４）ここに清浄寺が建てられた。

 

　たまたま近所に出張で来ていましたので寄ってみました。場所も清浄寺（＝矢場地蔵）だと分かってたんですが、自分では見つけることが出来ず地元の方に場所を教えてもらってたどりつきました。分かりにくいので「矢場地蔵さんはどこですか？」と聞くのがいいと思います。
　さて清浄寺ですが、正面に小林城跡である案内板があり、寺の中には小林城主の牧長清のお墓があります。とりたてて言うこともないのですが名古屋にはこういったお寺として存在している城跡が多いですよね。