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久保田城跡
登城日:(2003.06.27)
所在地: 秋田市千秋公園
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
木で見えにくいんですが御隅櫓  久保田城は秋田二十万石佐竹氏の居城である。
 秋田初代義宣(よしのぶ)が慶長七年(1602)入部し、翌八年現在地に築城した。
 天守閣と石垣のない城として知られている。
 本丸は明治十三年(1880)七月の火災で全焼した。同二十三年、公園として開放されその後千秋公園と称し現在に至っている。
 公園面積 162,900平方メートル

土塁の城、久保田城 ◆久保田城御隅櫓
 この御隅櫓はもと城内に八ヶ所あった櫓の一つで本丸の北西隅の一番高い台地(標高約四十五メートル)に位置しており、物見や武器の貯蔵庫などに使われていたものです。
 資料と発掘調査に基づき、当時の二階造りを基本とし、その上に市街地が一望できる展望室を加えました。
 市制施行百周年記念事業として二十一世紀にむけての市政の発展を願い、千秋公園の歴史的シンボルとなるよう復原したものです。
構造形式 鉄筋コンクリート造り三階
四階建屋根本瓦葺入母屋造り
間口 19.70メートル
奥行き 7.88メートル
高さ 21.85メートル
総床面積 430.37平方メートル
床面積
一階 165.83平方メートル
二階 185.28平方メートル
三階 59.00平方メートル
四階 47.26平方メートル

『久保田城跡案内板』より

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資料
 

私見
土塁の城、久保田城  佐竹氏が出羽に築城した久保田城にやってきました。現在は千秋公園として市民に開放されていますので楽に訪れることができるのですが、この日は周囲の堀を発掘調査中だったようで、やけに渋滞してました。
 久保田城は佐竹氏が幕府に遠慮したのか石垣を使っていない、土塁の城となっています。また天守も築造せず、二階隅櫓を建てたのみでした。現在はそんな隅櫓の一つを復元(私は復興と言いたいですが)して、三階建ての資料館になっています。入場は16:30までだったので私は間に合いませんでしたが、三階からは市街を一望できるんでしょうね。資料館に入るには大人100円ですので東北地方の入場料のレートはかなりお安いですね。(^-^)
 まぁ中に入れなくても写真だけは、と思っていたのですがなんとも構図が取りにくいのなんのって。御隅櫓の周りに植えられた松が見事に枝を広げてしまってますので木が邪魔で全然写真がとれません(T_T)。せっかく建てたんだから見やすくしてくださいよぉ。
 あと同公園内に復元された表門と、鱗勝院に移築された現存門が一応見学スポットってところでしょうかね。
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