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樺崎砲台(台場)跡登城日:(2006.08.13) 所在地: 宇和島市住吉町2丁目 |
歴史 | ![]() ![]() ![]() この三十六ポンドカノン砲は、この地に五門設置されていたうち一門の模造砲でクラブ員のロマンに賛同下さる方々のご協力を得て復元させたものである。 宇和島築城四百年記念事業に協賛すると共に、宇和島ライオンズクラブ結成四十五周年記念事業としてこの大砲を設置する。 (平成十二月十一月吉日) 『樺崎砲台跡案内板』より
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資料 |
私見 | ![]() 同資料館の駐車場に車を停めさせてもらい砲台跡を散策です。周囲は埋め立てが進んでしまったようですので海を見ることができなくなっていますが古い写真では宇和島湾に面していますね。 現在の砲台跡は石塁が下部分を構成されているのがよくわかります。砲眼や胸墻や肩墻が残っています。胸墻の奥は土壇が残っていますが、石塁は崩れてしまっているので小さく砕けてしまっていますね。以前の状況を見ましたが胸墻の中央を隔墻が1本通っており、砲眼が右に3つ、左に2つそして肩墻左右にひとつずつ臨時の砲眼があります。そして奥には火薬庫がつくられていました。(国別城郭・陣屋・要害台場事典) 最初一目みてその状態に圧倒されたのは石垣、というか石塁がよく残っていることでした。まさに大砲が設置された砲台跡だなという印象です。 ![]() この樺崎砲台の状態を見ても想像できますが、宇和島藩かなり力入ってますね。また外国船に対抗するため船首に大砲1門を設置した舟の演習もしていたということですからすごいものです。各地の台場や砲台の状況を皆がら当時の各藩の取り組みについても調べていますと各地の温度差がはっきりしていて実に興味深いなと感じました。
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