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木浦城跡 登城日:(2004.05.02) 所在地: 越智郡伯方町大字木浦 |
歴史 |
◆中世前期の山城木浦城 木浦城は連郭式の構造で中世前期の典型的な山城だったといわれています。 現在わが国に残っている城郭はすべて中世後期から近世にかけてのもので、中世前期のものは現存しておりません。また復元された例もないので、この木浦城だけが当時の城郭の面影を伝えていることになります。 『木浦城跡案内板』より
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資料 |
私見 |
木浦城(木ノ浦城とも)は、源平合戦の際に伊予河野氏の家臣である紀氏によって築かれました。伯方島の南東部、伯方港に面した高い山上に築かれていました。現在は「ふるさと歴史公園」として整備されていますので、かつての姿を想像するのは難しいです。そこには3階建ての天守風の建物が鎮座していました。かつての姿を想像するのなら眼下に広がる港の風景でしょう。ドックに繋がれた船の奥には美しい島影と穏やかな伯方湾が一望できます。 この今のふるさと歴史公園の姿が案内板にあるような「当時の城郭の面影を伝えている」かどうかはよく分かりませんが、登っておいて損はないですね。
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