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宇留津城跡登城日:(2007.10.11) 所在地: 築上郡築上町大字宇留津 |
歴史 |
◆塩田沼 須佐神社の南の湿田地帯を塩田沼と呼び宇留津城(塩田城)の堀(濠)の跡として、昔から言い伝えられている。 天正十四年秋、豊臣秀吉の先手の中国勢等二万八千騎が攻め寄せて攻めあぐんでいる折しも一匹の白犬が現われ堀の周囲を廻っていたが、やがて或る個所よりすたすたと泳ぎ渡った。これを見逃さなかった黒田軍は、ここぞ浅瀬だとばかり総攻撃にかかり宇留津城は僅か一日にして陥落、以来宇留津城には白犬は育たないと、堀の跡と言われる沼地の中、西塩田は昭和五十年頃より埋め立てられ、現在は住宅地となり、昔の俤が全くなくなってしまった。 当公民館の敷地も亦西塩田沼地の一部であった。 『宇留津城跡案内板』より
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資料 |
私見 |
福岡県内国道10号線をただただ南下し、「築城」駅あたりから左折し宇留津の集落内に入っていきます。道が狭いので慎重に須佐神社へと車を進めます。 すでに城域内に入っていると思いますが、どうも遺構はなさそうです。公民館脇に立派な城址碑だけが目立ちますが、ここが城の中央部らしいです。 宇留津城について情報を得ようと調べると案内板に書かれているような白い犬の話がでてきますね。どこかからか犬の鳴き声がしてきたと思いますが、あれは白い犬じゃなかったんでしょうね。現在の城跡は、かつては激戦が繰り広げられたとは想像できない静かな佇まいでした。
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