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小峰城跡
登城日:(2003.09.21)
所在地: 白河市字郭内
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
復元された三階櫓 水堀です。  小峰城は白河城とも呼ばれ南北朝時代の興国元年(1340)頃結城親朝によって築かれたのがはじまりである。現在にその姿をとどめる近世城郭は寛永四年(1627)白河藩主となった丹羽長重が数ヵ年をかけて小峰ヶ丘に本丸を築き南東に二の丸、三の丸を配置して梯郭式平山城として大改修したのである。小峰城は奥州の関門として七家二十一代にわたりその役割をはたしてきたが慶応4年(1868)戊辰戦争により落城してその大半を焼失した。

『小峰城跡案内板』より

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資料
 

私見
国内でも珍しい石垣、だそうです。 こじんまりとした櫓  JR東北本線「白河」駅のホームからもよく見える小峰城は、歩いて数分の距離にあります。駅を出て、線路の下をくぐって城へと向うのですが、周囲がものすごく綺麗です。「先日心なき者が落書きをしました。」と警察からの通報を求める看板さえありました。高架下なんて落書きされまくりが普通だと思ってたんですが、すごいです。
 さて本題ですが、この小峰城の城域としてはJRの敷地も含まれるようなのですが現在は城山公園として整備されているところのみとなっています。遺構としては水堀、石垣、郭跡などでしょうか。石垣と言えば本丸すぐ下の高さ10メートルほどの石垣が国内でも珍しい積み方の石垣だそうです。「同心円xx積み」だとボランティアのおばさんに教えてもらったのですが、ド忘れしました(笑)。角の算木積みとなっている切り込みハギ部分とは時代が異なるなぁと思い、いつ頃のものか質問したのですが「昔、大昔(きっぱり)です。」といわれてしまいました。これ以上は求めては駄目だと自分に言い聞かせつつ、本丸へ。
 ここから少し高くなった本丸へと石段をあがるのですが復元された三階櫓が見事です。小ぶりでとんがったような印象なのですが、まわりによく調和していました。櫓の中は一切展示物はなく、殺風景としています。復元のこだわりの程をみせたかったのでしょうかねぇ。
 城山公園内も含め、駅からの道が非常に美しく美化意識が高いところだなぁと気持よくなりました。
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