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荻町城

荻町城跡


登城日:(2011.08.22)
所在地: 大野郡白川村荻町
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
荻町城に残る堀切 堀切と内側の土塁  荻町城は、南北朝期から存在していたようだががいつ頃築城されたのかは不明である。後に信州から白川郷に入った内ヶ島為氏によって築城された。その後為氏の家臣山下大和守が代々居城した。
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資料
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私見
土塁の中に見られる石垣 荻町城の伝櫓台  世界遺産「白川郷」にあり、荻町集落を見下ろす高台に存在していた荻町城。現在は伝櫓台跡からの景色が絶好の撮影ポイントとなっていました。築城時にもおそらく同じような役割を期待されていたのでしょうね。城は西に張り出した丘陵先端部にあり、現在も見事に残る大きな堀切によって遮断されています。空堀はそのまま斜面を竪堀状に落ち込んでおり、掘切の内側には土塁が残されています。さらに土塁の一部には石垣が使われていたことも確認できます。現状ではよくわかりませんが、発掘調査によって内枡形の虎口が見つかったようです。とはいえ、現在はひっきりなしに訪れる観光客の目を楽しませてくれていますね。
伝櫓台からの景色  ところで・・「荻」と「萩」ってほんと間違ってしまいますね。ネットでも間違いが多く見られました。私も気を付けないと(^^;。それと、メインのほうの展望台には『大展望台お食事処 天守閣』という二階櫓(笑)があり、一瞬そちらも城域か?と思ってしまいました。こっちも気を付けないと。
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