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荒川城跡
登城日:(2004.03.28)
所在地: 美嚢郡吉川町上荒川
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
城跡である西光寺  荒川城は、藤田氏の居城であったとされている。『備前守井口君祠記』には古川城主井口時重や、脇田城脇田小次郎との交流が記されている。また室町末期には藤田登之助の名が残っている。

『日本の中世城館調査報告書集成15』東洋書林刊参照

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資料
 

私見
摂津との国境近くにたつ荒川城跡  荒川城跡は、街道沿いにある高台に位置し、往時はその地の利を生かしたいたんではないでしょうか。手元の資料によると、「城跡は3段にわかれており、中段には現在の西光寺が建てられている」ということでこの場所を特定できました。台地上隅にせり出すように見える同寺は下から見上げるとまさしく城のような様相を感じるのは私だけでしょうか。
 さて、南側の斜面を歩いてあがっていきます。麓には数件民家がありますが、多くは田圃です。ここらに館址や、城の下段となっていたんでしょう。
 そして、西光寺へ。すぐ東側にさらにその上にあがれるようになっています。ここが頂上部です。ここからだとかなり周囲が見渡せます。摂津との国境の城としては十分にその役目を果たせそうですね。
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