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町の坪構跡 登城日:(2003.08.15) 所在地: 姫路市町坪 |
歴史 |
町の坪構は英賀城主三木氏の家臣で、町之坪弾四郎主水佐が構主であった。天正八年(1580)の英賀城落城の際に、この構も破却された。
以後は羽柴氏の家臣、黒田兵庫頭がこの地を守ったとされている。 『中世城館調査報告』参照
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資料 |
私見 |
町の坪構は、現在は完全に宅地内に埋没してしまっています。ちょうど町坪集落の中央部に位置する公民館を中心にして、周囲をかつての堀跡だった溝が四角い区画を示しているのがわかります。 城址碑や案内板も一切ないですが、かつての姿が想像できるきっかけが何かあるってなんか楽しいですね。さらにおもしろいことに、この四角い区画には黒田さんがいらっしゃいます。関係あるのかどうかは知りませんが(笑)、この面白さは現地を歩いた時のみぞ知る、そんな感じですね。
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