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福泊構跡
登城日:(2004.05.18)
所在地: 姫路市福泊、小赤壁公園
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
主郭跡?らしい公園  福泊構(福泊城とも)は、『赤松家播備作城記』によれば文明元年(1469)山下五郎左衛門尉重氏、山下五郎左衛門尉職重などが居城していたが天文年中(1532〜55)に落城したとある。一方、『播磨鑑』では城主として長尾新藤次通朝主膳の名がある。

◆小赤壁
 眼下一帯の海岸は、小赤壁と呼ばれ、瀬戸内海に面して燈籠地山、姫御前山、木庭山がならぶ絶壁海岸。
 高さ50メートル、長さ800メートルにわたって、石英粗面岩の奇岩・奇石が露出する景勝地である。
 文政八年(1825)、頼山陽が仁寿山校を訪れた時、月夜にこの地に船を浮かべ風光を賞した。その際、中国の揚子江の流域にある赤壁に似ているところから、「小赤壁」と名づけたと言われている。

『日本の中世城館調査報告書集成15』東洋書林刊参照

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資料
 

私見
景色を楽しみたくなる城跡  福泊構跡にやってきました。ここは小赤壁という景勝地でしたので楽に訪れることができます。当然駐車場も完備です。
 資料によれば東西32.4メートル、南北28メートルのほぼ円形の主郭があるということでしたが、今は公園となってしまっていて城跡らしき面影は一切ありません。さらにその主郭をとりまいた3メートル崖下に幅5メートルの平地が帯曲輪状に残る、というのはなんとか確認できます。下を見ると飛び落ちそうな断崖が恐ろしいです。
 なんか二時間ドラマにでてきそうなロケーションにしばらくぼんやりできますよ(笑)。
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