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船坂土井ノ内遺跡

船坂土井ノ内遺跡


登城日:(2009.06.28)
所在地: 赤穂郡上郡町船坂字土井西
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
田圃が広がっているがかつては大きな平地城館があった。  船坂土井ノ内遺跡は、94〜95年の発掘調査によって明らかになった平地城館である。出土した遺物から15〜16世紀のものであることは分かったが、赤松氏の被官である安室氏がいたのではないかと考えられているものの詳細は不明である。
 一辺約90メートルの不整形な方形の形状に、その周囲を取り巻く堀は深さ2メートル以上、幅約5メートルであるが、特筆すべきは堀の南辺が内堀と外堀とに分かれ、それらがクランク状につながっていたり、小さな曲輪を配していたという複雑な構造を持っていたということが分かったことである。

『図説近畿中世城郭事典』城郭談話会刊参照

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資料
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私見
 暑くなると、どうしても山城には足が向かずといって引き籠ってもいられませんので、平地城館に出かけてきました。以前より扱いがちょっと違うなと思って注目していた船坂土井ノ内だったのですが、現地ではかなり悩みました。どの田圃だろうと・・(^^;。
 発掘調査での成果を読むと確かにものすごく興味が出るのですが、今となっては想像力だけでは補いきれない現状があります。
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