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至山城跡


登城日:(2005.04.24)
所在地: 丹波市山南町井原
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
山頂からの眺めは素晴らしいです。  至山城の詳細は不明である。標高275.5メートルの山上(比高205.5メートル)に郭があり、山の中腹には観応二年(1351)に足利尊氏が都に攻め上る際に、必勝の祈願をしたといわれる稲荷神社の跡があるのみである。
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資料
 

私見
郭跡なんでしょうが・・・。  至山城は佐治川と篠山川とが出合い、加古川として南に流れていく地点にあり「であい公園」が山麓に作られています。桜の名所としても有名で、休日にはバーベキューをやっている人もいますので車の駐車スペースは十分にあります。
 いつのころのお城なのかは不明ですが、国道175号線を見下ろす絶好の位置にあり、また丹波と播磨との国境ということもあり街道監視の為の砦としては申し分のない位置にあるといえます。登城口は駐車場奥にあり、そこから1本道をくねくねと登っていくだけです。途中にある石垣はお城に関連するものじゃないのが残念です(^^;。
 山上にはケータイ電話や放送局の電波塔が建てられており、当時の状況を推測するのが困難になっています。一見すると郭の周りを一段さがったところに帯曲輪のようになっていると見えなくもないのですが、怪しいもんです。山中でも携帯電話が使えるという安心感やテレビから受ける恩恵はもはや必須ですしプライスレスだと思いますので、マイナーな山城はこういった運命になるんでしょうねぇ・・・。
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