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唐船山台場跡


登城日:(2006.01.04)
所在地: 赤穂市御崎字唐船うつろ1985,1986
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
最近の?とりあえず石積みを(^^; 兵庫県最低峰の唐船山が台場跡です。  昔、日本が唐の国と往来していた頃、唐船が赤穂の沖で嵐に遭い沈没し、その沈没船に千種川の土砂が堆積して次第に島となったという言い伝えから、「唐船島(からせんじま)」と呼ばれるようになったそうです。その後その島は、長年の千種川堆積により陸続きになり、この小高い山「唐船山(からせんやま)」となりました。沈没船の上に出来た山なので、頂上で足踏みすると「ドンドン」と内部の空洞で反響すると言い伝えられています。

 唐船山台場は、赤穂藩が築造した台場の1つである。文久三年(1863)九月に完成したようだが、実際に砲台は置かれなかったという。対岸の松ヶ鼻台場と合わせて千種川の河口を守る位置に置かれている。

『唐船山案内板』より

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資料
 

私見
海に面するこの地形は自然のもの? 東側に御崎台場が見えます。  唐船山台場は、赤穂海浜公園の南西端にある標高19メートルの唐船山山上にありました。この唐船山は兵庫県下では最低峰なんですね。
 標高から想像していた以上に立派な山(^^;であることに驚きながら、登っていきますと山頂部をとりまく一帯が少し段差をつけられていることに気が付きます。よく見ますとその段差に3段ほどの石積みがありますね。
 さて、山頂の南端部に歩いていきますと海に面して凹字状の窪地がありますがこれは台場に関する遺構なんでしょうか?(^^;;分からないので置いときます。ここは地元の有志の方が整備、保存に力を入れてくださっているようで綺麗な状態で散策することができます。台場跡として来る人は少ないでしょうが、ちょっとしたハイキングとしてもいいところですね。
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