Check |
瓦林城跡 登城日:(2002.05.02) 所在地: 西宮市日野町2−51、日野神社 |
歴史 |
このお宮は南北朝時代(今から六百五十年程昔)に、土豪瓦林弾正左衛門が瓦林城及び一族の守護神として建立したものです。
天照皇大神を主神とし、豊受大神と春日大神をおまつりいたしております。 瓦林城落城(元亀元年 四百二十余年昔)の後は生き残った子孫や村人たちによって守られてきましたが、古いご社殿は慶長年間(約三百九十年程昔)に武庫川の決潰によって押し流されてしまいました。 そこで瓦林城主の子孫である瓦林忠左衛門が懸命になって浄財を集め、寛永元年(今から三百七十余年昔)にようやく社殿が再建されました。 それ以来、村人たちの心の拠りどころとして旧瓦木村周辺の総氏神として、大切におまつりされてまいりました由緒あるお宮であります。 『瓦林城跡案内板』より
|
資料 |
私見 |
阪急神戸線「西宮北口」駅から武庫川方面へ約20分ほどのところにある日野神社に瓦林城の城址碑がありました。神社はまっすぐに伸びる参道の両脇にびっしりと広葉樹林が鬱蒼としており、さすがは兵庫県指定の天然記念物であるだけのことはありますね。クスノキ、アカマツなどが高く伸びる奥にはよく見ると堀跡のような凹凸が見られます。まさしく城跡らしい趣なのです。 が、日本城郭体系によるとこの凹凸はたんなる武庫川の氾濫による自然にできたものであることがボーリング調査によってわかったと出ていました(T_T)。日野神社より南西部にある極楽寺が本当の城跡地である可能性が高いみたいですね。なんでも瓦林政頼の墓といわれる五輪塔があるとか・・・・。 いいのかなぁ・・これで城攻めと言っても。しかし、城址碑があるし・・悩むところです。(笑)
|