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恋の浜城跡
登城日:(2003.11.03)
所在地: 姫路市白浜町
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
かつての堀跡らしい溝  恋の浜城は、文和年間(1352〜55)に妻鹿孫三郎の幕下松原掃部介が築城した。それを康暦二年(1380)に将軍義満の命により、兄通昌の所領を引き継いだ三木通近が入城したのである。
 その後三木氏は三代60数年続いたが、嘉吉二年(1442)山名祐豊の命により英賀城へと移ることとなり、以後の恋の浜城は不明である。

『日本の中世城館調査報告書集成15』東洋書林参照

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資料
 

私見
 山陽電鉄本線「白浜の宮」駅から見て北東に位置する恋が浜城は完全に住宅地の中に埋没しています。しかし現在でもよくわかる水堀跡だけはしっかりと残されているのがわかると思います。ちょうど南北に道路で分断されてはいるものの東西、南北約100メートルほどの城域の四方にはかつての堀跡がぐるりとめぐらされており、中でも大きいものになると幅1メートルを超えるものもありました。
 私はこの城跡は遺構の有無よりも、恋の浜城という城名の由来に興味がありました。誰かご存知な方教えてください。
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