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的形城跡
登城日:(2003.04.28)
所在地: 姫路市的形、円光寺
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
国道脇丘陵に立つ円光寺  国道250線沿いにある円光寺が建つ地点にかつての的形城(あるいは的形構)があった。城主は長尾新十郎重朝とされ、同城に近接した福泊の城主の甥であるということ以外詳細は不明である。
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資料
 

私見
円光寺境内にある的形城址碑  250号線を高砂から姫路方面へ西進し、山陽電鉄「的形」駅を越えてすこしいったあたりで左右に分断された断崖と、それらをつなぐ鉄橋が国道の上を通っているところに気が付くと思います。ここが円光寺であり、かつての的形城があったところでした。交通量が激しく、また停車スペースがあまりないのですがなんとか車を停めるとそのまま南側の石段をあがっていきます。そこが円光寺の墓地にあたるんでしょう。そこから国道の上を通過するような形で細い陸橋が墓地と寺境内とを繋ぐ唯一の通路になっています。非常におもしろい構造ですね。
 陸橋を渡りきり、境内に足を踏み込むとすぐ左側に小さな城址碑があるのですが、姫路市内にこんなマイナー城跡に城址碑があったのかと嬉しい誤算に驚かされました。が、遺構は特になくそれだけなんですけどね。まぁ、寺自体に趣もありますし、国道に分断された城域を想像しながら、足早に立ち去ったのでした。
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