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南山田城跡
登城日:(2003.04.29)
所在地: 姫路市山田町南山田
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
児童公園の北側に城跡が残ります。  周囲約300メートルのこの小丘は、戦国末期の南山田城跡といわれている。播磨後藤氏の一族基国が築き、その子後藤又兵衛基次の居城であったと伝えられているが、詳細は不明である。城山の一部は整地されて児童公園となっているが、後方の藪の中に三段の平坦面が見られ、土塁の痕跡も認められる。城山の西方には法道仙人開基といわれる福田寺(天台宗)がある。

『南山田城跡案内板』より

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資料
 

私見
藪のなかに残る削平地、堀切?  南山田の集落の中をくねくねと細い路地を進んでいくと集落の中心に近い位置に城山がありました。私は最初 「城山」という名称から山城をイメージしていたのですが、実際は周囲との段差が4〜5メートルほどの小丘だったのでした。どうりで地元の方との認識にずれがあると思いましたよ。(^^;
 さてその城山ですが、南側から約2/3ほどの面積を児童公園として完全に整備されてしまっています。が、北側の一部は城跡としての案内板もありますし、遺構である削平地も残されています。
 トイレが建てられている裏手から藪の中に入ると自然なのか、当時のものなのか判別しにくいのですが、城跡を感じさせてくれるだけのものは残っています。「三段の平坦面」とは思いませんでしたが、『ここが後藤又兵衛の城かぁ・・』と思っただけで大満足でした。
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