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中村構居跡
登城日:(2005.02.12)
所在地: 多可郡中町奥中字岡山
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
東郭跡、やや荒れています。  中村構居の詳細は不明である。が『播磨鑑』では三島氏の名が城主としてあり、又別の書では三島内蔵人長胤の名が見られる。三島氏は赤松下野守の現地代官であったようである。
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資料
 

私見
西郭跡、土塁が見事に残っています  杉原川が流れる西側にこんもりとした独立山がある。標高160メートル(比高60メートル)の山上には中村構居がありました。大きくは東西二つの郭があり、西の郭には土塁がめぐらされています。私は南側の隙間から入り込み、比較的簡単に東郭まで到達できました。削平地の間を堀切が走っています。が、そこからが大変でした。山の西側斜面が大きく土取りされているので尾根上を移動していくことが非常に難しいのです。仕方がないので北側の急斜面を必死に並行移動して苦労しましたが(^^;、実は西側の平坦な土取りの跡を進んだほうが何倍も楽だったようです。
 最高所でもある西側郭は城跡である雰囲気を色濃く残しており、非常にいい状態でした。木々が邪魔をして見晴らしは悪いですが、ここだけはいつまでも残していっていただきたいものです。
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