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西安田城跡
登城日:(2005.02.06)
所在地: 多可郡中町西安田
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
西安田城郭跡  西安田城の歴史は一切不明である。城の構造から室町時代前半以降のものであろうと考えられており、後藤氏との関連がある可能性もある。
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資料
 

私見
東側からの城跡  標高194メートル(比高100メートル)の西安田城跡は、霞ヶ城(森本城)のある尾根の東隣にありました。どこから登ったらいいのかわからなかったので適当に(笑)、獣除けの鉄線を越え、山に踏み込みます。この鉄線、私はまだお目にかかったことはありませんが、実際に電気を流して獣が降りてこないようにしているんですね。隣町の黒田庄町で「今は電気流してないから」と軽く言われ、電気が流れてるときに触ったらどうなるんだろう・・・とちょっと怖かったです。
 さて、城跡の尾根は北から南東へ伸びる尾根筋先端部に位置しています。南側は比較的緩やかな傾斜だったのをいいことに直登して尾根上に出ます。手元の縄張り図を見ると小さな郭跡が9つを数えた連郭式の山城です。中央に浅い掘切があるほかは一切防禦の構えはなく、いたってシンプルなつくりですね。しかし実際に目にしますと、9つも郭があるなんてとてもわからないです。緩やかな削平地があるなといった程度にしか見えませんが、隣接する霞ヶ城の出城的な役割でも果たしてたんですかねぇ。
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