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西条城跡 登城日:(2001.10.07) 所在地: 加古川市八幡町中西条城山 |
歴史 |
播磨鑑によれば
長 140間(約ニ六五米) 横 100間(約一八ニ米) 高 84間(約一五三米) 在、中西条村 村ヨリニ丁酉の方とあり、赤松則村の旧跡でその後建武三年(1336年)一堂を建立して紫鳳山法雲禅寺といった。 ◆城山(じょうやま) 西条城跡は、赤松則村の旧跡で、標高八十五メートルある。頂上からの眺めはすばらしく東ははるか六甲連峰を望み、南は瀬戸内海を見渡し家島群島の上島を望むことができる。また眼下に県下最長の加古川清流が延々と流れている。 頂上には、テニスコートが整備され、ハイキングコースにも最適である。 また、付近一帯には、人塚、尼塚(円墳)や行者塚(前方後円墳)などがあり、西条古墳群として数多くの埋蔵文化財が点在している。 『西条城跡案内板』より
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資料 |
私見 |
加古川が近くに流れる西条城は標高84mの小高い山の上につくられていました。地図にも城山という表記があったので以前よりその存在は知っていました。川の流れる側からみると小高いといえ山城の様相を感じさせるのですが、車で逆側にまわりこんでみると、かなり高いところまで宅地化されており、すっかり現代にとけ込んでしまっています。おまけにテニスコートまであるようですね。 ってことでかなり安心(笑)して頂上を目指したのですが、テニスコートのあるところからは藪がひどくて登れません。どうもテニスコートもすっかりほったらかしになっているみたいです。しかたなく少し下ってみると、登城道がありました。その登城口には案内板もたててあるのでよくわかるはずです。傾斜がかなり急で、大きな石がところどころでています。 まるで堀底道のような傾斜をのぼりつめること約5分、でもしんどかったです。頂上は平坦な朔平地で、小さな祠がひとつたてられています。ここからの眺めは思った以上によかったです。播州平野を見渡す眺め、赤松則村がここに城をたてたのも十分頷けますね。
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