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戸倉構跡


登城日:(2005.10.16)
所在地: 飾磨郡夢前町戸倉
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
草に覆われていますが石垣です。 近くで見ると石垣が  構主は安積大膳親村で、播磨鑑に「戸倉構居領主親村両所(莇野構居)ヲ領ス天正ノ比也」(1573−1591)とあり。
 置塩城主四代義裕五代則房にわたるころである。
 高さ1.5メートル前後の石垣をもって、複雑な幾段かの区切をつくり、左右両端は石垣で囲み右側の石垣は二重に築かれている。

『戸倉構跡案内板』より

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資料
 

私見
近くで見ると石垣が  戸倉構は戸倉集落の南側、山麓に沿うようにして広がっています。一見よくわからないですが草に埋もれた斜面には石垣がよく残っています。目がなれてくるとここにもある、こっちにもあると石垣が実に豊富に残されていますね。緩やかな斜面を利用して何段にもわかれた構造が面白いです。以前も感じましたが石垣が夢前町内には石垣がよく残る構居がたまにありますが、ほんとに当時のものなのか?とつい疑問を持ってしまいます。
 城址碑のすぐ前には幅1メートル、深さ1.5メートルほどのコンクリートで固められた溝があります。かつては堀として使われていた跡かもしれませんが、ここに大きなサワガニがたくさんいるじゃないですか!なんとこんな綺麗で真新しい溝にはおおよそ似つかわしくない光景に驚き、しばしサワガニをとって楽しんでしまいました(笑)。
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