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矢筈山城跡


登城日:(2005.03.27)
所在地: 西脇市高田井町字矢筈山
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
南郭にある神社  矢筈山城は標高363メートルの山頂に築かれた山城であり、遠藤氏が居城していたという説もあるが歴史と共にその城主についても不明である。3つのピークにそれぞれ独立した郭が形成されているが、南郭には神社が祀られている。
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資料
 

私見
西郭は少し荒れています。 一番高所にある北郭  矢筈山城へは、高田井町の新興住宅街を西へそれ、小さな神社と池があるあたりに車を停め、池を半周ほど歩いていくと「矢筈山城登城口」と書かれた標柱が見えてきます。それを進んでいくといけるのですが(うーん、読み返してみると実にアバウトな説明ですね・・すいません。)、登城道は平坦な道が続きますが、そこから鉄塔をくぐり、北へと進路をとります。そこからが登り斜面となりますので、ちょうど城跡から見て南側からとりつく格好になります。標高363メートル(比高290メートル)は結構なしんどさでしたが、その分登ってしまうと気分爽快ですね。
 城跡は3つのピークがあり、それぞれに郭が形成されています。真ん中の郭には神社が建てられておりはっきりと郭が連続しているのがわかります。そこから北へ進むと北郭となり、こちらはもう少し複雑な縄張りになっているのがわかります。竪堀や堀切もあり、いかにも戦国期の山城といった装いです。
 一方、南郭を西へ堀切を二つ越えると西郭となります。こちらは単郭でシンプルな構造で、明らかに先の二郭とは趣が異なります。成立の時代が違うんでしょうか。城の歴史が明らかになっていないだけに謎のままとなりますが、はっきりとなることを心待ちにしたいと思います。
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