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七尾城跡登城日:(2006.05.04) 所在地: 七尾市古城町 |
歴史 | ![]() ![]() 石動山山系の北端に位置し、標高約300メートルの尾根に長屋敷(長殿丸)・本丸・西の丸・二の丸・三の丸などの曲輪を配置、この尾根から枝分かれする幾筋もの尾根にも大小無数の砦を配置している。それ故に、七尾という地名は、七つの尾根に由来するという。 ![]() ![]() 天正五年(1577)、越後の上杉謙信の攻略にあって落城、能登畠山氏は滅亡した。 本丸から三の丸にかけての一帯は、地形を巧みに利用した規模雄大な縄張と、石垣・土塁・空堀、それらを備えた曲輪の保存状態が良いというので、昭和九年十二月二十八日国の指定史跡となった。 『七尾城跡案内板』より
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資料 |
私見 | ![]() ![]() 車を降り、左の急斜面を時折見上げながら調度丸を通ります。築地塀の基礎らしい石積みが残っています。そこから左へ視線を送ると石垣が何段にも連なった曲輪がでてきました。桜馬場、遊佐屋敷そして本丸跡と続くいわゆる総石垣造りです!このあたりからあちこち慌しく走りながらいろんな角度で石垣を眺めてました(笑)。 そして、思わず足を止めずにはいられない本丸下の3段の石垣!よく石垣造りの山城に行くと必ずと言っていいくらい思うのが「よくこんな山の中にこれだけの石を集めたよなぁ。」。これで何回目になるんでしょうか。 ![]() ![]() 天正五年に七尾城を攻めた上杉謙信が城を囲んで仰いだ月明かりをみて感動したとか。月光に映える石垣はさぞかし幻想的だったことでしょう。二の丸まででもすっかり満足でしたが、まだ堀切の先には三の丸を含む郭群、また調度丸とは反対側にも郭が続いています。一日で観終わるにはもったいないお城でしたのでまたいつか来ようと思いました。
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