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八王子台場

八王子台場跡


登城日:(2008.08.27)
所在地: 横浜市中区本牧元町
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
コンクリートで固く守られた急斜面。  八王子台場(本牧台場)は、嘉永七年(1854)正月のペリーの江戸再来の時に鳥取藩松平相模守慶徳が築造した海防台場である。急峻な高台となる岬の突端上に築かれた台場は江戸城防御の拠点となっていたようで、台場の下には本牧陣屋がおかれ、一万九千人の兵が警備にあたった。

『城郭・陣屋・要害台場事典』東京堂出版刊参照

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資料
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私見
眺望の開けた丘上に本牧台場がありました。  かつてはその景色からミシシッピー川の港と似ていることから「ミシシッピーベイ」とアメリカ海兵から呼ばれてしまった岬は現在、コンクリートでしっかりと固められており、それはそれで壮観で、巨大建造物好きな方には評価されるかもしれません(^^;。私も惹かれましたよ・・
 さて、台場跡とされる高台には階段がありましたので上まであがることができます。八聖殿がある裏手にあたる住宅地が跡地だそうですが、間にある2〜3段ほどの石垣が気になります。住宅地は侵入を固く拒んでいる雰囲気なので遠目に見て終わりにしましたが、改めて周囲を見渡すと見事に遠くまで見渡すことができ、確かに格好の立地条件だなと納得です。
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