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蒔田城跡
登城日:(2004.09.07)
所在地: 横浜市南区蒔田町124、横浜英和女学園
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
教会がかつての天守跡らしい。  成美学園遺跡は、縄文時代早期(BC6000年頃)・前期(BC4000年頃)、そして弥生時代中期(AD 0年頃)から奈良時代(AD750年頃)にかけての集落遺跡です。
 1984年、小学校前広場の一部が発掘調査され、弥生時代中期から古墳時代後期にかけての竪穴式住居跡が16軒発見されました。
 弥生時代中期の大形住居跡からは、広口壷・小形細頸壷・甕・高坏などの土器や、太型蛤刃石斧・ノミ型石斧・大型砥石などの石器が出土しました。
 遺跡のある蒔田の丘は、大岡川に向かって張り出した標高約30メートルの台地で、頂上は約3haの広さがあります。集落は、この台地上のほぼ全域におよんでいたと推定され、大岡川流域の古代集落の中でも、近くの三殿台遺跡とならぶ拠点集落であったと思われます。
 また、ここには中世に吉良氏の居館としての蒔田城が築かれ、北側の斜面には腰曲輪の跡と見られる。

『蒔田城跡案内板』より

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資料
 

私見
すっかり破壊されてしまっています。  横浜市営地下鉄「蒔田」駅から10分ほどでしょうか、高台に建つ横浜英和女学園へと歩いていきます。途中、その傾斜がやけに急であるのが確認できます。かつてはここに空堀や犬走りもあったらしいですね。
 同学園正門前には案内板があり、また向かって右側には教会が建てられています。ここがかつての天守跡だったとか。すでに破壊され、その姿を想像するのが難しい蒔田城ですが、学校沿いに南側へと歩みを進めていきますと、眺望がよく、永田陣屋跡辺りまで見渡せます。
 なお、吉良氏の菩提寺である勝国寺が付近にあり、吉良氏のお墓があるそうですよ。
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