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平戸御館跡登城日:(2007.10.14) 所在地: 平戸市鏡川町、松浦史料博物館 |
歴史 |
松浦氏は嵯峨天皇の皇子源融を始祖とし、以来嵯峨源氏を名乗ってきました。室町末期に平戸の領主に松浦隆信、鎮信親子が出て、積極的に南蛮貿易に行い平戸は大いに勢力をのばし徳川時代に平戸藩を確立しました。 現在博物館となっているこの地は、もと蘭英貿易時代の藩主邸「御館」跡で、石垣と階段は当時のままです。 この建物は明治26年、旧藩主詮の住まいとして建てられた「鶴ヶ峯邸」で、謁見の間「千歳閣」は現在展示場となっており平戸を知る歴史博物館として、多くの人に親しまれています。 収蔵資料は代々藩主松浦氏に受け継がれてきたものがほとんどで、武具や什器、「松浦家文書」をはじめ、国指定重要文化財1件、県指定文化財14件を含む多くの重要な資料が保存、展示されております。 庭園奥にあります茶室「閑雲亭」は「鶴ヶ峯邸」創建当時鎮信流宗家としての詮の設計により建てられたものでしたが、昭和62年の台風で倒壊したものを、忠実に再建したお茶室です。 『平戸御館跡案内板』より
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資料 |
私見 |
平戸御館は、平戸城から見て平戸港を挟んで北東へ約600メートルほどの距離にある坂の斜面上にありました。現在は松浦史料博物館となっていますが、当時の石垣と階段はよく残されています。ここからの平戸城の眺めはいいですね。午前中の撮影がいいかもしれません。
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