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福岡城跡 登城日:(2004.07.10) 所在地: 岡山市寺山 |
歴史 |
福岡城は、鎌倉末期に頓宮四郎左衛門により築城されたが、足利尊氏の上洛軍に対して新田軍に加担したために城を失ってしまう。 その後は赤松氏が入ったが、嘉吉の変(1441)の後には山名氏の家臣小鴨大和守が備前守護代となり福岡城を改築した。 やがて、応仁の乱になると赤松氏が台頭するようなると、守護代の浦上宗景が入ったが、大永年間(1521〜28)の洪水により吉井川は氾濫し、そのため城は壊滅してしまった。 『岡山の山城を歩く』吉備人出版刊参照
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資料 |
私見 |
黒田勘兵衛ゆかりの地福岡ということでずっと以前から気になっていたのですがなかなかいけなかった福岡城跡にやってきました。まずは長船CCの敷地内にあるこんもりとした小さな茂みに踏み込もうと思ったのですが、ゴルフ客が思っていた以上に多く、フロントにお願いにいくのを躊躇ってしまいました。しかし・・雨が降ってきても誰も気にせずプレイを続けているのには正直驚きでした。お父さんが子供に戻っている瞬間ですかねぇ(笑)。 さて、吉井川長船側には福岡の集落がありますが、ここは勘兵衛ゆかりの地という看板があり、多少観光客を意識したものにしてありました。が、私の本当の狙いはここではなく、対岸にある福岡城跡です。長船CC内にあるのは出城ではないか、とも言われていることですが確かにあんなに吉井川に沿ってちゃいつ氾濫するんじゃないかとびくびくして在城してられません(^^;といって福岡城はその氾濫で廃城となったんですが。 対岸は岡山市となりますので、『福岡』じゃないのですね。乗馬クラブがあります裏手の山が城跡となりますが、麓は墓地になっていますし、一切の案内板もありませんのでほんとにここかな?と自信がなくなってしまいます。高さもたいしたことないのですぐに頂上に出るのですが、周りは木々で覆われ眺望もよくなく、また城址碑も一切ありません(;_;。確かにこれじゃ皆長船CCのほうに行きますよね・・。ここは福岡の集落を見つつ、かつての姿に思いを馳せるというのが正しい攻め方かもしれません。
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