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城の内(伝兼光屋敷)跡登城日:(2012.04.29) 所在地: 瀬戸内市長船町長船 |
歴史 | 城の内築地(つんじ)と呼ばれているこの地は、南北朝時代、太刀を鍛えた褒美として足利尊氏から、当時の名工兼光が賜ったと伝えられています。 一町(約100メートル)四方の壕をめぐらし、四方に櫓を建てた城に、代々鍛冶が居住し、鍛刀したといわれています。文明十五年(1483)、福岡合戦のとき松田勢によってこの城のほか周辺の民家までがすべて焼き払われたことが『備前軍記』に記されています。 永年にわたって作刀の地であったことから、この辺りの田畑からカナクソと呼ばれる鉄滓が多く出土しました。 『城の内(伝兼光屋敷)跡案内板』より
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資料 |
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私見 |
刀鍛冶の町、長船にやってきました。ついでに備前長船刀剣博物館に立ち寄ったのですが、その前に土塁らしき土盛りが田んぼの中に残されていることに気づきました。よくよく見れば案内板もあります。土塁は多くが破壊されてしまっていますが、残っている状況から見て、外側は堀跡だったのかな?と田んぼを見ながら想像することはできますね。当たり前のようにそこにある土塁、ステキですね。
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