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造山城跡登城日:(2009.02.08) 所在地: 岡山市新庄下、造山古墳 |
歴史 |
造山古墳は、五世紀前半に築造された前方後円墳として首長の墓であったと考えられている。全長350メートルの規模は全国でも4位という大きなものである。
天正期の羽柴秀吉による備中高松攻めの際に毛利方が陣城として利用したとされる。
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資料 |
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私見 |
高松城から南西方面へ約2.7キロメートルにある造山古墳の墳丘の上に毛利方の陣城があったとされています。両者の間に高い山がありませんので陣城から高松城の状況が掴めていたのかもしれませんね。 造山古墳にあがってみますと北側の後円部を中心に改修が入っていることがわかります。頂部は東と南にそれぞれ土塁がつくられていますが、陣城のものとしてはかなり立派ですよ。東西には一段落ちて郭が配され、南側へと段差のある斜面が伸びています。 城跡の遺構としてもかなり見ごたえがある古墳なのですが、改めて見渡してみると前方部には神社が建てられていたような・・。首長のものであるとして全国4位を誇る古墳がこれでいいんでしょうか(^^;。
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