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茨木城跡 登城日:(1998.12.13) 所在地: 茨木市片桐町 |
歴史 |
茨木城は建武年間に楠木正成が築いたとされている。15世紀から16世紀後半まで茨木氏が居城していた。
元亀2年(1571)8月、茨木佐渡守が城主の時、荒木村重に攻められ、落城した。村重はこの城を功績のあった中川清秀に預け、この地方を守らせた。清秀は山崎の合戦で討死にしたが、その後も中川氏が城主としてこの地を押さえていた。やがて天正4年(1586)に播磨三木へ移封となり、以後は秀吉の直轄地となった。 慶長6年(1601)に片桐且元が入城したが、元和元年(1615)、茨木城は一国一城令の為に廃城となった。 現在、遺構として残っているのは、本丸跡地とされる茨木小学校に櫓門が復元されていたのと、近所にある茨木神社に搦手門が復元されている。 「茨木城跡案内板」より
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資料 |
私見 |
この城はなかなか見つかりにくいのではないかと思ったが、阪急茨木駅を降りて、駅にある付近地図を見ると片桐町の名が目に付いた。意外としられていないが、茨木城最後の城主となった片桐且元の名が残っている。城跡は片桐町の商店街をまっすぐ進んでいった先にある茨木神社とその近くにある茨木小学校に見つかった。駅前近くの住宅密集地な為か、仕方ないかもしれないがもっと遺構を残してほしかった。が、小学校の通用門が城跡の櫓門とはなかなか面白い。しかし、ひとつだけ心配がある。小学生諸君、城跡なんだから落書きとかは絶対にしないでね。ま、復元だけど。
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