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丹南城跡 登城日:(2004.01.11) 所在地: 南河内郡美原町黒山 |
歴史 |
黒姫山古墳が、のちに城郭に利用されたらしいがはっきりとしたことはわかっていない。
◆黒姫山古墳墳丘露出展示 築造当時の黒姫山古墳は、斜面に葺石が整然と敷き詰められ、二段になった墳丘の平坦部には、円筒埴輪と朝顔形埴輪が一定間隔で立ち並べられていました。 平成二年度の史跡整備事業に伴う発掘調査で、墳丘のテラス面から周濠にかけての部分について中世(鎌倉時代)の段階でかなり大規模に盛土がなされていたことが確認されており、城郭もしくは、砦的なものに転用されていた可能性があります。南河内地域で同じように城郭に転用されていた古墳としては、津堂城山古墳(藤井寺市)、河内大塚山古墳(松原市)などがあります。 『黒姫山古墳案内板』より
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資料 |
私見 |
丹南城跡は、国道309号線と阪和自動車道とが交差する地点にある黒姫山古墳を利用してらしいとされています。現在は公園として整備された古墳は、東西114メートル、高さ11メートル強の墳丘がありその上に前方後円墳があります。また、墳丘の周りを濠と周庭帯(古墳を立派に見せるための区画)がとりまいていて、まさしく郭跡と堀跡だと思い込ませてくれますね。 古墳自体はこの地の豪族丹比氏の首長の墓らしいと言われています。このあたりは古墳を城郭として活用したところが多いですから古墳めぐりをしてみるのもいいかもしれません(^^;
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