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浜川台場跡


登城日:(2006.03.08)
所在地: 品川区東大井二丁目
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
坂本龍馬の脇には台場で使われた石? 京急「立会川」駅そばに立つ坂本龍馬  浜川橋のたもとから立会川が海にそそぐところまでが、土佐藩抱屋敷(かかえやしき)であった。その規模は幕府への「指出(さしだし)」によれば869坪とあり、主に土佐との物資の荷揚げを行っていた。
 この地に台場が築造されたのはペリーが浦賀に来航した嘉永六年(1853)の翌年であった。砂浜を石や土砂で埋め立て、広さ2300坪にまで拡張したその中に八門の砲台を設置した。立会川沿いに200メートル下ったところにある品川下屋敷を宿所としてこの台場の警備を行っていたようである。また、若き日の坂本龍馬もその警備の任についたことがあったとされている。

『現地案内板』より

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資料
 

私見
土佐藩抱屋敷跡でもある浜川台場  大田区内の海岸線に土佐藩の台場があったはずだなと思い出し、探しにいってきました。土佐藩の台場であることから土州台場(としゅう)とも言われていたようです。
 京急「立会川」駅を降りると改札を出たところに坂本龍馬の像が置かれています。その後ろには説明文章や新聞の切り抜きもおかれています。立ち止まって読んでみるとどうもこの付近を掘っていたら台場で使っていた当時の石がいくつか出てきたということのようです。それをきっかけにして盛り上がろうとしているみたいですね。
 とりあえず浜川台場跡とされる一帯を歩いてみましたが特にそれらしいものはありません。ただかつて龍馬も歩いたんだろうなと思いながら狭い路地を歩いていくだけです。これからも何か見つかるかもしれませんが、がんばっていただきたいです。
 そういえばここって以前ボラが大量発生した川なんでしたっけ?「ボラちゃん」グッズを見かけたので撮影しようかどうかしばらく悩んでしまいました(笑)。
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