HOMEへ  

小沢城跡
登城日:(2003.02.22)
所在地: 稲城市矢野口
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史 稲田堤駅寄りの小沢城登城口です。  小沢城は小沢小太郎の居城であったといわれている『新編武蔵国風土記稿』。小沢小太郎とは小沢次郎重政の初めの名であろうとされている。重政は鎌倉時代初期の稲毛重政を父とする人物であるが、明らかなものではないとされている。
 足利尊氏・直義兄弟が不和となっていた正平六年(1351)、尊氏方の高麗経澄が小沢城を攻撃し焼き払った。また後北条氏の時代の享禄三年(1530)には扇谷上杉朝興が北条氏綱を攻撃した時にも小沢城を落としている。こうしたことからも小沢城は戦略的に非常に重要な拠点として重視されていたのである。

『小沢城跡案内板』より

【戻る】

資料  

私見 小沢城跡です。  別名天神山城とも言われています、小沢城はJR南武線「稲田堤」駅から歩いて20分くらいで小沢城の登城口に到着しました。が、おそらく最寄りの駅は京王相模原線「京王よみうりランド」駅でしょうね。ま、それはいいとして小沢城は新三沢川がすぐ北を流れる小高い山の尾根伝いにつくられています。地元の方による緑化のご努力が非常にありがたいですね。階段を設けられた道をひたすら上ったり下ったりしながら一本道を歩いていきますと、途中に土塁跡や馬場跡とされる削平地などいくつかの遺構も残っていることが確認できました。
 JR南武線沿線はまだまだ城跡がありますので近々再度挑戦してみたいと思っています。
【戻る】