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藤井城跡登城日:(2009.08.29) 所在地: 安城市藤井町本郷 |
歴史 |
安祥城に拠点を構えた安城松平氏は、その勢力を拡大して安定をはかるため、一族を福釜・桜井・藤井などに配置しました。藤井城は、南の東条氏・吉良氏に備えての藤井松平氏の居館跡です。 安城松平二代長親の五男、松平利長を藤井松平初代として、二代目信一は、1590年(天正十八)、徳川家康の関東移封にともない下総国相馬郡布川(現在の茨城県下館市)へ移り、ここは廃城となりました。台地の東端へ築かれた城であり、かつては水田に囲まれ、土塁の遺構があったと伝えられています。 『藤井城跡案内板』より
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資料 |
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私見 |
藤井城は国道294号線と矢作川とのほぼ中間地点にあり、現在は住宅地の中に埋没してしまっていました。藤井町公民館のすぐ南あたりという目印で来られてもいいでしょうし、すぐ立派な碑が目に入ってくると思います。 すでに城跡の雰囲気を感じ取ることはできなくなっていますが、立派な城址碑が作られているだけでありがたいと感じつつ、次を目指すことにしました。
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