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木戸城

木戸城跡


登城日:(2009.02.21)
所在地: 安城市木戸町東屋敷、春日神社
 
【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
木戸城跡である春日神社、右手が堀跡となる。  元は石川式部、石川太郎五郎の居館でしたが、1471(文明三)年頃、松平信光が安祥城に進出すると同時に、成瀬藤蔵正義がこの城に配属されました。
 ところが、1590(天正十八)年、徳川家康が関東へ移封されたため、成瀬氏も武蔵国(東京都)に移り、廃城となりました。現在も神社の裏側は壕の形態を残しています。

『木戸城跡案内板』より

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資料
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私見
今も良く残る木戸城の堀跡 木戸城跡である春日神社  木戸城だったとされる地には現在、春日神社が建てられています。白い鳥居の右手からぐるりとコの字状に残る空堀が神社境内をめぐっています。堀をめぐらされた単郭の平地城館跡だったのかなと思いましたが裏手に回ってみますと堀がかなり浅くなっており、そのまま道路にでてしまうようになってしまいますので、後世に土取りを行ってかつての姿がわからなくなってしまっているのでしょうか。なんとなくですが堀を挟んだ北側の平場も郭跡のようにも思えてしまいますよ(^^;。
 そういえば、文明三年にこの地に配せられた成瀬正義の弟、正一の子正成は後に尾張家に仕えて犬山城主となった成瀬家ですね。いや、それだけですけどね。
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