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守山城跡 登城日:(2000.05.28) 所在地: 名古屋市守山区守山 |
歴史 |
守山城は、現在の宝勝寺一帯にあって、東西約58m、南北約52mほどで一重の堀を巡らす平山城でした。築城は大永元年(1522)と言われるが築城者も定かではないようです。 ただ、天文年間(1532〜55)に、松平清康(徳川家康の祖父)は、三河の大半を手中に納め、その勢いで尾張まで平定しようと計画し、ここに居を構えたが、同四年に家臣の阿部弥七郎に殺害されました。その為松平勢は総崩れとなり岡崎城へと引き返さざるを得なくなってしまいました。これが世に聞く「守山崩れ」です。 この後松平氏の勢いは急速に衰えることになります。また、当城は織田信秀に属することになりましたが、永禄三年(1560)、桶狭間の戦いの後は廃城になりました。
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資料 |
私見 |
名古屋市は全体によく史跡等を大事にしている自治体のようです。全然なんにも残ってないやないか?!と普通の人(ここがポイント)なら言いそうなレベルのものでもしっかり案内図に載せてたりします。 ここ守山区もしっかりその流れを受け継いでいるようで、街の案内図には結構大きな扱いで載せてあるのですが、なかなか見つけられません。おかげで宝勝寺のお墓をひとまわり参ってしまいましたよ。(^_^; 城址は小高い丘の上にある薮のなかに残されていました。ちょうど文化住宅の敷地内にある、登り道を使わないと登れないようになっていますのでこそっと文化住宅敷地内に入ってこそこそっと登城しました。見え難くなっている文章だけが頼りの城址で、案内板なんて置いてないんですね。まぁいいですけど。 それにしてもな〜んか懐かしい文化住宅でした。(^_^;
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