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上野城跡
登城日:(2005.03.15)
所在地: 名古屋市千種区上野1丁目、永弘院
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
上野城址碑  上野城は、天文元年(1532)頃下方左近貞清が築城した平山城である。東西120メートル、南北24メートルで二重の掘をめぐらし、崖を見下ろす位置にあったらしい。
 貞清は、織田信秀に属し、槍の名手として活躍した。中でも小豆坂の戦いでは七本槍の一人として名を挙げた。上野城がいつ頃廃城となったのかは不明であるが、下方氏はのちに清洲城の松平忠吉に仕え、その後名古屋城主徳川義直に仕え代々尾張藩士として続いていった。

『日本城郭体系』新人物往来社刊参照

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資料
 

私見
永弘院境内  上野城跡へは、地下鉄名城線「砂田橋」駅を出て、南へ700メートルほど歩いたところにある永弘院を目指すことになります。境内に城址碑がたてられているのですが、それだけです。ここは下方貞清の菩提寺らしいですが、城跡はこの辺りだったのでしょうか。砂田橋駅から少し軽く傾斜をあがっていってるという気はありましたが、現在は平山城が建っていたという想像をするのは非常に困難な状態です。
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