国竹城跡

　国竹城は、有地清元によって築かれ以後は有地氏の本拠として存在していたようである。後に有地氏三代目の元盛が相方城を築城したあとも、居館として使用されていたという。

 

　相方城から南へ約２．５キロ下った上有地集落の中、小高い丘陵上に国竹城はありました。頂上部は畑となってしまっていたので旧態を知ることが難しいですが、すぐに目に付く土塁の存在が非常に嬉しいですね。土塁は南側と西側に残っており、西側の土塁はＬ字状です。その下にも平面があり、現在民家が建っている南、西面に広がりを感じましたがちょっと近づけない状態ですね（^^;。
　城跡は周囲を見渡せる独立丘陵の地形の上にうまく建てられていたのでしょう。離れて見るとよくわかりますよ。