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馬神城跡 登城日:(2004.05.01) 所在地: 因島市重井町馬神 |
歴史 |
馬神城のあった馬神山は、海抜91.6メートルで、因島最北端に位置し、海に面した西北部は急な崖をなしているが、東部は比較的ゆるやかな傾斜地となっている。 山頂に本丸を置き、その西側の一段と低いところに二の丸を設けた跡がある。 築城は室町の末期と推測されるので、当時の馬神山は重井湾に浮かぶ浮島であった。 永禄十年(1567)青木城を築城した因島村上水軍、村上新蔵人吉充の命をうけ、側用人頭で第五家老の末永右馬介景光が城将となり、用人四家、小姓ニ家、使番五家及び大目付ニ家と十八頭(横目付)の連中をひきいて居城したと伝えられる。 『馬神城跡案内板』より
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資料 |
私見 |
馬神城跡がある馬神山は標高91.6メートルの因島最北端に位置しています。かつては小島だったようですが、江戸時代初期に陸続きとなったようです。 城跡の登城口は西部にあたるのですが、車でいける道がついているもののうっかり行ってしまうと後続車が来た時に痛い目にあいます。この先は行き止まりなのでUターン、交差とかなり大変になるんです。が、一応登城口脇には2台ほど置けるスペースがありますが・・。 城跡としての現況は頂上部に広い削平地がある程度です。そこには「馬神大明神」「妙見大菩薩」「大山神社」の三体が祀られています。ここからの景色は素晴らしいですね。水軍と山城という関係が想像しにくかったのですが、山頂部からの眺めを体感しますと、その効果がよくわかります。
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