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ヲシャマンベ陣屋跡
登城日:(2002.10.26)
所在地: 山越郡長万部町陣屋町
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史 ヲシャマンベ陣屋碑  安政二年(1855)南部藩は恵山岬から幌別までの沿岸一帯の警備を幕府より命ぜられ箱館(函館市)に元陣屋を室蘭に出張陣屋砂原・長万部には分屯所を設けることにした。
 ヲシャマンベ陣屋は室蘭の出張陣屋と同じく安政三年(1856)に構築されたが安政四年(1857)十二月長万部沿岸が砂原遠浅のため外国船が容易に近づけないことから南部藩は自藩に引上げた。
 当地方における唯一の近世史跡として指定された。

『ヲシャマンベ陣屋跡案内板』より

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資料  

私見 ヲシャマンベ陣屋跡内に残る土塁  近世陣屋は今までもいくつか見てきてるんですが、北海道の陣屋は規模が違いますね。綺麗な形で残っているし、なによりでかいです。
 ヲシャマンベ陣屋は長万部ICを降りて、ほど近いところにあり非常にわかりやすいと思います。現在は神社がたっているのですが、神社のまわりをぐるりと取り囲むようにして土塁がつくられており、また、神社の裏手側には土塁の外側に堀跡があるのがわかります。比高数メートルの高さではありましたが、分屯所でこれだけのものがあるとは驚きです。
 でも1年で取り壊されたんですかねぇ。もったいないことです。
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