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網掛城跡 登城日:(2004.04.29) 所在地: 篠山市網掛 |
歴史 |
網掛城は、天正五年(1577)織田信長の命により明智光秀・細川藤孝らが丹波侵攻を開始した。同六年には波多野秀治の八上城を包囲し長期戦となる一方で、井関三之丞の拠る吹城を攻めるための向城として明智光秀の手により築城された。 『日本の中世城郭調査報告書集成15』東洋書林刊参照
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資料 |
私見 |
網掛城跡は、篠山市の市街地の中で比高60メートルほどの独立丘陵の上にありました。山を東西に分断するように道路が建設されておりますので城跡へのアクセスが非常に楽になっていると感じました。城跡の北側の麓には長者屋敷として旧大西家が移築されていますが、その脇から山の中へ踏み込んでいきます。幸い散策路として歩きやすく整備されています。 登り道を右折するようになるとしばらくして小さな堀切跡があり、そこから尾根上に到達します。本郭があるのは左側です。細長い尾根上には削平された郭跡がいくつか続いています。向城ですのであまり凝ったものではないですが播磨に攻め込んだ秀吉との差がはっきりしていて興味深いですね。
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