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阿形城跡
登城日:(2003.01.02)
所在地: 小野市阿形町小字林山
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
阿形城跡がある山林。  阿形城は別名を東林山城、林山城とも呼ばれているが、あまり詳しいことはわかっていない。すくなくともはっきりしていることは天正年間に築城されたこと、三木合戦時には城主である油井土佐守勝利が三木城に籠城して戦い、そして運命をともにしたということのみである。(「播州古城軍記」)

『中世城館調査報告』参照より

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資料
 

私見
主郭があったとされる辺りの畑  加古川と満願寺川とが合流する地点にくるとだいたいあれかなと予想ができる小高い山というか丘があります。標高35メートル、比高では7メートルという小ぶりではありますが、まわりは田圃ばかりなので簡単に見つけることができました。
 ここも一切の案内板、城址碑もない山なのですが上まで歩いていきますと頂上部は広く削平された地形になっています。その大部分は畑となっており、遺構なんてあるはずがありません(笑)。
 畑の微妙な段差や地形の起伏で往時を想像するしかないのですが、この城は南側から櫓台、主郭、そしてさらにもう一つ郭が縦につながっている縄張りになっています。頂上部の削平地部分の大きさは南北に150メートル、東西に70メートルということですから結構大きなものですね。油井氏というのは初めて目にしましたが意外とこの辺りでは力があったのでしょうかねぇ。
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