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祇園嶽城跡


登城日:(2006.11.04)
所在地: たつの市新宮町市野保
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
緩やかな斜面上に展開される祇園嶽城の郭跡  祇園嶽城の詳細は不明である。城山城に隣接するように北嶺上にあり、城山城の出城であったことは間違いないが、それ以上はよくわかっていない。
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資料
 

私見
帯曲輪のように南側一段下に細長い郭がある。  城山城行くのなら、セットで祇園嶽城もいかなきゃここには二度とこれないだろうなと思ってましたので、同行いただく方にお願いして祇園嶽城をご案内いただきました。
 城山城のある亀山を中心にして、祇園嶽城が北に、そして的場山が南に隣接しているわけですが、祇園嶽城は出城跡という確固たる扱いですが、的場山は「あったかもしれない」という扱いなんですね・・。そちらにも登りたかったのですが、さすがに却下されました(笑)。
これがそうかは怪しいが、祇園嶽城には井戸跡も残る。  さて、祇園嶽城は搦め手口から攻め上っている我々にはうってつけ。少し急ではありましたが、そんなに時間をかけることなく(?、全工程5時間だったのでマヒしてます)、山頂部分に到着。ものすごい景色ですね。切り立った崖のようになっていますから素晴らしい眺めです。
 しかし、城跡はそこから西へ延びた尾根上ですので適当に斜面を下っていくことにします。10メートルも降りたでしょうか。比較的広い削平地に出たかと思えば、それがさらに段差を形成して延びていっています。明らかに城跡だなと感じます。また南側には帯曲輪のような長細く延びた郭も残っていますね。少し南に下りたところに井戸跡があるということで、探してみますと確かにそれっぽいのもあります。また微妙ですが、同じ高さに並んだ石積みも斜面から顔をのぞかせているところもありました。
 とりあえず何もない山にいって「ここが出城跡だったはずだ」で満足するつもりが、予想外にも遺構にめぐり合うことができていい城めぐでした。
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