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八幡山城跡
登城日:(2004.08.16)
所在地: 氷上郡柏原町柏原
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
神社裏手にある堀切跡。  八幡山城は、天正六年(1578)明智光秀によって築城された。当時丹波平定の任にあった光秀は金山城を築いて拠点としていたが、氷上郡の橋頭堡として柏原八幡社殿を壊し、ここに新しく築城したのである。
 翌年には平定が終わり、天正十年(1582)には堀尾茂助吉晴が社殿を再建させた。

『日本の中世城館調査報告書集成15』東洋書林刊参照

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資料
 

私見
主曲輪跡  八幡山城である八幡神社へは、南側山麓の観光案内所駐車場に車を置いて登ることができるようになっています。緩やかな石段を登っていくと、西側に腰曲輪のような削平地が見えます。
 神社境内につきました。ここから南北に郭が大小9つほど連続しているのですが南側はすっかり神社として城跡である雰囲気は感じ取れません。が、三重の塔の裏手に大きな堀切があり、その北側にある主曲輪と分けられているのがわかります。堀切といっても今は道路となっていますが。
 主曲輪以降は比較的良好に遺構が残っている感じです。私は主曲輪跡を軽くみた程度でそれ以上奥には踏み込みませんでしたがもう少しじっくり見ても面白い城跡だったと思います。
 しかし、臨時のお城にしてはやけにしっかりと縄張りされているんですね。それが一番驚きです。
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