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平田村山ノ上付城跡 登城日:(2008.03.16) 所在地: 三木市平田 |
歴史 |
平田村山ノ上付城は、天正六年(1578)から同八年までの間繰り広げられていた羽柴秀吉ら織田方による三木城攻め、いわゆる三木の干殺しの際に築造された付城のひとつである。古田馬ノ介が陣どったとされている。
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資料 |
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私見 |
平田村山ノ上付城跡へは、さつき園のすぐ西側にある登城道をひたすらのぼっていくだけとなります。一部シダ類が茂っていたり、イバラもありますが比較的登り易く山上までいくことができます。特に山頂部にある郭跡は三木市の調査が入っているのか、枝が払われビニールテープでマーキングされ、非常にわかりやすい状態になっていました。 現状は残念ながら三木城への眺望はいまいちでしたが、当時はかなり広い範囲を見渡すことができたんだと想像できます。主郭部以外はほとんど平坦な地形で、北側には50メートルほど伸びる広い尾根が続き、多数の兵を置くことも可能です。背後から運び込まれる兵糧を遮断する目的も担っていたのかもしれませんね。山頂から少し東に下ったところからは三木城が非常によく見え、臨場感たっぷりに付城の雰囲気を楽しむことができますよ。
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