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法道寺城跡


登城日:(2006.04.29)
所在地: 朝来市和田山町法道寺
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
法道寺城の主郭です。 主郭の下にある巨大な堀切  法道寺城の詳細は不明である。標高230メートルに広がる城跡は織豊系山城として南方に位置する岡城とセットで扱われている考えもあるようである。
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資料
 

私見
 法道寺城へ行くには国道9号線を法道寺集落へ南下していくと右側の山上に東屋が作られているのが目に入ってくると思います。そこが城跡です。登城口は法道寺の境内へ入り、車を停めることができるようになっていますので20〜30メートルほどの登りは楽することができます(^-^;
 城跡へはそこから獣避けのゲートをくぐり、山道を進んでいくことになります。このあたりは霊山として祀られているようで、いたるところに神様(仏様?)が鎮座しています。途中からは急斜面になりますが、靴底がつるつるだとかなり危険です。しかしそのあとは山麓から見えていた東屋に到達することになります。城域をこんなに破壊したのか?と一瞬思いましたがそうではないようですね。そのまま進んでいきますと掘切がありました。そしてその先からが手持ちの縄張り図にある法道寺城だったのでした。
この土塁はナンですか!! さらに奥にも堀切がありますね。

 実際歩いてみると法道寺城の遺構の妙が実感できるのですが、ここまでする必要があったのか?と思うほどに見事な状態を拝むことができます。主郭とされる高い土塁と、深さ8メートル、幅6メートルとされる堀切は圧巻です。そしてさらに奥へと進んでいくと長細い郭の周りを土塁がめぐらされているところがありました。「一体どういう役割を果たしていたのか?」とよく分からないのですがその状態にはただただ驚嘆するだけでした。うまく写真で伝わるかどうか分かりませんが、ぜひここの城跡も訪れてみてください。お奨めです。
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