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上臈塚砦跡
登城日:(2004.11.18)
所在地: 伊丹市中央
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
砦跡らしい一帯です。  上臈塚砦(女郎塚砦とも)跡は、岸の砦鵯塚砦と同様に荒木村重が織田信長に叛旗を翻した際に有岡城の西側の防衛拠点として活躍した。守将は中西新八郎で、織田軍を大に防いだのだがやがて滝川一益の誘いに乗り、織田側に寝返ってしまう。その後砦は陥落、そしてそれが有岡城落城へと繋がっていったのである。
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資料
 

私見
 上臈塚砦跡は3つの砦の中で一番何も残っていない砦でした。岸の砦跡である猪名野神社からまっすぐに参道を5分ほど南下していくと伊丹シティホテルが見えてきます。そのホテル周辺が砦跡であるらしいです。またすぐ南にある墨染寺には戦火にあった女性達を祀った「女郎塚」があるようです。
 ところで岸の砦から上臈塚砦まで歩いてきましたが、その途中に大きな堀跡があったようです。現在は埋め戻されて確認することはできませんが、案内板があり惣構えの規模を知るいい遺構だと思います。大急ぎで早朝にやってきた”有岡城の砦めぐり”でしたが、ゆっくりと惣構えの境界線をぐるりとめぐってみるものおもしろそうだなぁと感じました。
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