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鏑射山城跡


登城日:(2005.11.20)
所在地: 神戸市北区道場町生野、鏑射寺
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
紅葉が鮮やかな鏑射寺  鏑射山城があったとされる鏑射山は、聖徳太子が開基とされる独鈷山鏑射寺がある。聖徳太子が蝦夷征伐の時に放った鏑矢が鏑射寺に伝来したことから鏑射の名が付いたという。
 当地は貴志荘として貴志氏が治める荘園であった。喜志五郎四郎義氏は建武五年(1338)3月26日摂津守護・赤松範資に属して湊川にて南朝軍と戦い、やがて有馬郡鏑射山要塞に立て篭もり、翌月2日合戦。13日には瓦林城に拠った。所謂鏑射寺の戦いである。この戦火により鏑射寺が焼け落ちた。
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資料
 

私見
城跡とされる鏑射山  標高327メートルの鏑射山は現在紅葉が見ごろで多くのハイカーが訪れているようでした。三重の塔が美しい鏑射寺の上の山頂には鏑射大権現が祀られていますがこの山頂部までがかつては城砦となっていたのでしょう。新しいお寺はかつてを物語るものは何もないのかもしれませんが、ここからの景色はそれほど変わってないんじゃないでしょうかねぇ。
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