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鍋倉山城跡
登城日:(2004.02.7)
所在地: 飾磨郡夢前町山之内
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
鍋倉山城登城道  鍋倉氏の亡くなったあと山崎町長水の城主廣瀬氏の家臣、利瀬弾左衛門が入り、この城を守った。鞍部に本丸があり、山頂には二の丸があったといわれている。近年まで利瀬弾左衛門の塚もあった。
 この城に関する資料は乏しいが、戦国争乱の余波は山之内にも及び、この山にも砦状の城を築き、鍋倉市之丞が城主を勤めた。

『鍋倉山城跡案内板』より

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資料
 

私見
鍋倉山城本郭跡です。 本郭裏手にある空堀跡です。  山之内小学校の裏山になる鍋倉山は、南側に見慣れた標柱が立ち、その脇から登ることができるようになっています。真新しい整備された登山道は実に登りやすいですね。どうやら小学生の遊び場になっているようで、ブランコやらロープを網目にして登れるような遊具があったり、とすでに本郭は子供達に占拠されてしまったといった印象です。
 そこから北へと下ると二段の削平地があり、それぞれの間に空堀が横たわっています。そして一旦下まで降りるとこんどはすぐさま登り坂となります。つまりこの城は南と北に独立した峰を持っており、南側の低いほうが本郭で北側の高いほうが出丸のような存在だったようです。
 子供の遊び場となってしまった城跡ですが、それでも遺構はよくわかるように刈りこんでありますのでこれはこれでいいのかもしれないなあ、と思ったのでした。
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