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六本松台場

六本松台場跡


登城日:(2007.07.29)
所在地: 洲本市由良1丁目
 

【歴史】 | 【資料】 | 【私見】

歴史
浜辺に石垣と土塁が残る六本木台場  六本松台場(白浜台場、オランダ台場とも言う)は、徳島藩により文久元年(1863)に紀淡海峡を外国船から護るために築造された。このあたり由良地区としては同時期に高崎台場、丸山台場もあわせて築造されている。
とともに文久元年に築造された。同三年に作られた生石台場とあわせ、64門の備砲をもっていたとされる。

『幕末海防史の研究』名著出版刊参照

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資料
 

私見
浜辺に石垣と土塁が残る六本木台場  由良港から小さな渡船に乗り(往復300円)、成ヶ島に到着しました。無人島です。船頭さんからは「飲み物を十分に用意しとけ」と言われるほどです(^^;。
 ここには北から由良城、六本木台場、高崎台場と城跡が存在する近くて遠い場所なのです。というのもこの成ヶ島は南北に約2.5キロに及ぶのですが、往復すると5キロ、直射日光を避けられない夏場に行くにはあまりにも厳しい環境です。
 まずは六本木台場を目指すべく内海側を歩いていきます。ここに折りたたみ自転車持ち込めばよかったなとつくづく思います。というのも堤防と遊歩道が綺麗に整備されていますので簡単に島内を移動できるんですよ。しかし私は汗を拭きつつとぼとぼと歩きます。しかも大量に打ち上げられているクラゲを避けつつ・・
 すぐに台場跡は分りました。少し鬱蒼とした茂みとその一番下部に3段ほどの石垣が続いているのが見えたからです。そしてその上には土塁が残っています。さてこの六本木台場、元は東向きに五角形の形をしていたようなのですが、今は東側が堤防と遊歩道整備の為に消滅しており、後ろ側半分の入口部分がそのまま残っているという状態です。今も残るコの字状の形状と食い違いの土塁がかろうじて確認できます。きっと冬場に来たら見やすいんでしょうね。(船があるのか知りませんが・・)
 関係ないですが・・・海に来たらゴミは持って帰りましょうね、ほんと。
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